旅行記
レースと刺繍の11日間 その6

10月26日 プリトヴィッツェ湖群国立公園は初雪に見舞われました。
未だ紅葉が綺麗なところに降る雪は綺麗でしたね〜 寒かったけど…



ホテルから外を見て、あらら〜という状態でした。

プリトヴィッツェは大小の湖が山の間に連なって、湖から湖へすごい水量で流れ落ちているところ。
入り口は高台なので、まずずっと山肌をくだり、湖の周囲にめぐらしてある木道を歩きます。
通訳さん曰く、2週間前は野生のシクラメンがピンクの花をいっぱいに咲かせていたそうです。
一見カタクリのような感じだそうで。葉っぱだけは雪の間に見つけてきました。



山の上から。
一番いい景色の見られるところなんだそうですが、雪交じりの雨で煙っていてすっきりとは見られませんでした。





木道にかかる水。水量が多い時は沈みそうです(^^;)



3時間コースでは最後に船で湖を渡り、また階段を上って入り口に戻ってきます。
長いコースでは別の桟橋からさらに奥まで歩くそうです。
トレッキングの支度をきっちりしておかないと難しいでしょうねえ。


お昼を公園内のレストランで食べて、午後はまた長距離移動。
雪のため、高速道路が閉鎖されているかもということで、一般道を通ったのですが、
舗装が悪くてがたがたと揺すられて久しぶりにすごいところを通ったな…と。

それと、高速道路では見られない風景にも出会いました。
クロアチアは元ユーゴスラヴィアなので、内戦がつい最近まであったところ。
銃弾のあとの残る壁、破壊されて崩れ落ちている民家やセルビア正教の教会。
(セルビア人は国外へ逃げざるを得ず、家もそのまま放置されています)
新しいお墓のたくさんある墓地。 観光旅行では見られらない光景でした。

また、途中のトイレストップのため、立ち寄ったバー&レストランでは、
現地の人の視線をじっくり浴びました。
通訳さんが「気が付いてましたか?」と言ってましたが、しっかり分かってましたよ。
「日本人だよ〜。珍しいなあ」という視線。けっしてとげとげしくはなかったです。
クロアチア人は日本びいきだそうですし。 ここでカプチーノをいただいてきました。
7クーナだったかな。日本円で約105円。安い(^^)
バスは進み、南の町スプリットへ。 午後7時頃の港。





食事のあと、バスまでの道すがら見た横道。こういう雰囲気好きですね(^^)



翌日は、スプリットの市街を観光します。